初夏の会津駒ケ岳。天空のお花畑を訪ねる! その1(2017.7.10)
2018年 02月 05日
2017年の9回目の山行は会津駒ケ岳(2133m)です。
もうすぐ夏です!梅雨の合間の好天の日を狙って山小屋(駒の小屋)泊の計画を立てました。小屋の横にある駒ノ大池周辺のお花畑を楽しみに、さあ出発です。
標高差1200mの直登は初の体験。あせらず、ゆっくりと登って行こう!
日時 2017.7.10~11
行程 (1日目)自宅(宇都宮)⇒檜枝岐村役場駐車場⇒駒ケ岳登山口⇒滝沢登山口⇒水場⇒駒の小屋⇒会津駒ケ岳⇒中門岳⇒駒の小屋(泊)
標準徒歩時間 6:05
累積標高差 1253m
宇都宮から車で約3時間、檜枝岐村役場の駐車場に到着。那須塩原ICから一般道を峠を越えて延々と行きます。結構時間がかかりましが長閑な雰囲気で楽しいドライブでした。
村役場駐車場より一般道をしばらく進み、駒ケ岳登山口を経て滝沢登山口に到着。車はここまで来られますが帰りのことを考えて歩いてきました。
ここから本格的な登山道になります。いきなり10mほどの階段からスタート。
オオシラビソやダケカンバの樹林の急登が続きます。結構大変!
水場に着いて一休み。ここまで誰とも出会わなかったですがここで1人の登山者と遭遇。
本日、秋田から来て日帰りで帰るとのこと。頑張るなー!
その後も急登が続き、やっと駒ケ岳が姿を現しました!
ちょっと先のベンチで休憩。
駒ケ岳がだいぶ近くになりました。
やっと駒の小屋が見えてきました。
思ったより雪が多く、楽しみにしていた駒ノ大池はまだ雪の中。全く見えません。
残念!
小屋に荷物を置いて、身軽になって駒ケ岳山頂に向います。
山頂到着!
山頂から中門岳を望みます。
まだ雪深く、湿原のお花畑は期待できそうにありません。
こんな雪道を中門岳に進みます。
途中、日当たりのいいところはこのような池塘や草原があちこちにあります。
本来この稜線はお花畑になっており爽快でさわやかな道のりのはずでしたが1、2週間早かったみたい。ちょうど季節の変わり目といった感じでしょうか。
この雪道を登ると中門岳!
平ヶ岳!奥深い大きな山です。
尾瀬の燧ヶ岳!
それでも花は咲き始めています。イワカガミ!
大きな池塘!気持ちいい稜線を行きます。
コバイケイソウもまだこれからです。
池塘の周りはもうすぐ花畑。
中門岳です。この稜線は会津駒ケ岳のハイライトですが残念ながらちょっと早かった。
中門岳で折り返し。帰りに見た燧ケ岳!
まだまだ雪は多い。
夕方の会津駒ケ岳!
駒の小屋へ到着。
小屋は完全予約制です。小屋の奥さんが電話で受け付けをしていますが、来週からはずっと満室状態とのこと。
本日の宿泊は私を含めて8人で5組。ゆっくり泊まれて今日でよかったような、わるかったような!
食事はでないので各自で自炊となります。
常連のお客さんが麓からスイカを持って登って来ました。
そのお客さんと小屋の奥さんのご厚意で他の宿泊者におすそわけ!
おいしかった!ありがとう!
自炊室ではお酒を飲みながら宿泊者同士で山談義。
小生はあまり山の経験がなかったので、抜け出して先に床につきました。
小屋の奥さんの話では今年は雪が多く花の見頃が例年より遅くなっているとのこと。
しかしながら、明日向かう大津岐峠付近では結構咲いているようだとのこと。
明日に期待して本日は早めの就寝!
追記:夜、暗くなってから奥さんが月が綺麗だと教えてくれました。
山小屋の夜は静かで、真っ暗のなか星や月が輝いていました。
静寂のなかに輝く夜空は心が洗われるよう!
1200mの直登と稜線上の残雪に山深さを感じた1日目でした!
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